【ホームページ】アクセスが集まる記事・集まらない記事5つの特徴【サイト運営】

色々な記事を書いてみた結果、アクセスが集まる記事の特徴が見えてきました。

 

たくさん記事を書いているのに、全然アクセスが集まらないことで悩んでいたりしませんか?

よく「半年で月間10万PV達成!」とかいう記事を見かけますが、あれは経験によるノウハウが頭に詰まっている人が作ったサイト、もしくは、才能と運を持っている人が作ったサイトだけの話です。

1年たっても月間5,000PVも達成できない!ということだってありますので、安心してください。

そう、私のことですけどね!

 

そんな私ですが、最近は少しずつアクセスを集めることに成功しはじめています。

 

このサイトは雑記ブログなので、思い立った記事をなんでも書いています。

記事ごとにジャンルや内容が全然違い、もちろんアクセス数も違います。

 

そこで、これまで書いた記事のアクセス数を見てみると、ある面白い発見がありました。

同じようなジャンルの記事でも、アクセスが集まる記事と集まらない記事があるんですよね。

 

それらの記事を見比べることで、アクセスが集まる記事と集まらない記事には、5つの特徴があることが見えてきました。

そこで今回は、アクセス集まる記事・集まらない記事の5つの特徴をまとめていきます。

あ、バズる記事の特徴ではないですよ。毎日安定して、地味にアクセスを集める記事の特徴です。


検索でアクセスを集めるための最低条件

これからアクセスが集まる記事・集まらない記事の5つの特徴を見ていきますが、その前に1つだけ確認しておきます。

アクセスを集める一番基本的な方法は「検索流入」です。

検索でアクセスを集めるためには、記事として満たしておくべき最低条件があります。

 

それは「読むことで何かしら情報を得られること」です。

 

・・・当たり前ですね。

例えば「今日は平日だったので仕事に行きました。」という記事は、別に読もうとは思わないですよね。

こんな記事でアクセスを集められるのは、芸能人くらいです。

 

そもそもインターネットで検索をする人は、何かしらの情報を探している人です。

書いた記事がそれを満たす内容じゃない場合は、検索結果の上位には出てきません。

そうなると、アクセスを集めることが格段に難しくなります。

 

情報の内容は、雑記ブログなら何でもOKです。

もちろん、情報量は多いに越したことはありません。よく「最低1000文字以上は書かないとダメ」と書かれていますよね。

しかし、文字数は少なくても、何か1つの情報がしっかり発信できている記事なら、ロングテールキーワードを拾うことができます。

ロングテールキーワードとは、2、3語以上を組み合わせて検索される複合キーワードのことです。

世の中にはいろんな人がいるので、他人には想像できないキーワードで検索する人が多くいます。

 

その証拠に、私のイラスト練習記録(自分用)などは、文字は多くてもアクセスは限りなくゼロですが、フリーソフトのインストール手順などは1000文字以下でもある程度アクセスを集めている記事もあります。

ということで、何かしらの情報は発信できていることが記事の最低条件です。

 

それでは、いよいよアクセスが集まる記事・集まらない記事の特徴を見ていきましょう。

 

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アクセスが集まる記事の5つの特徴

集中矢印

「たくさん記事を書いているのに全然アクセスが集まらない」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

実際、私も1年続けても全然アクセスが集まらず、悩んでいました。

せっかく記事を書いたのなら、できるだけ多くの人に見てもらいたいものですよね・・・。

 

アクセスが集まらないといっても、100記事以上書いていれば他の記事と比べたらアクセスされているという記事がありませんか?

そういう記事には、何か秘密が隠れているはずです。

それを見つけ出し、同じ特徴を満たすような記事を増やしていけば、どんどんサイト全体のアクセス数を増やしていくことができます。

 

このサイトの場合、アクセスが集まっている記事には5つの特徴があることを見つけることができました。

具体的な記事とともに、アクセスが集まる記事の5つの特徴を見ていきます。

 

ライバルが少ない内容の記事

アクセスが集まる記事、1つ目の特徴は「ライバルが少ない内容の記事」です。

 

理由はシンプル。ライバルが少ない記事は、検索上位に表示されやすいからです。

検索上位に表示されれば、当然ですが検索流入は増えます。

 

ライバルが少ないということは、そもそも検索回数が少ない内容なので意味がないのでは?と思うかもしれませんね。

しかし、意外と馬鹿にはできませんよ。

 

例えば、1日30回程度しか検索されないキーワードがあったとします。1時間に1回くらいですね。

もしそのキーワードで1位になれる記事があれば、1日30回近くアクセスされます。

すると、その1記事だけで月間900回ほど閲覧されることになります。ついでに他の記事も併せてみてくれる方もいるので、PV数で言うと1000PVを超えるかもしれません。

そんな記事が10記事あれば、月間で1万PVです!

検索数があまり多くないキーワードも、上手くすればアクセスアップにつながります。

 

ライバルが少ない記事は検索上位を狙いやすいので、検索した人のほとんどがアクセスしてくれる。

 

ライバルが少ない記事の具体例

ライバルが少ない記事でアクセスを集めている具体例は「アラビア音階」の記事です。

関連:長調・短調と違うアラビアの音階(NHKのムジカ・ピッコリーノより)

 

似た内容の記事を詳しく書いている記事が少ないため、音楽特化サイトではないにも関わらず、安定して上位に表示される記事になっています。

 

「アラビア音階」の関連キーワードなんて、ほとんどの人が調べないですよね。

私もNHKの子供向け番組、ムジカ・ピッコリーノを見たときに初めて調べました。

そんな検索されにくいキーワードにも関わらず、毎日安定してアクセスがあるので驚きです。

 

このように、ライバルが少なければ特化ブログではなくても上位表示を狙えます。

しかも入れ替わりが少ないため、地味に安定したアクセスを集めることができます。

 

エラー・ポップアップメッセージ等をタイトルに入れた記事

エラーメッセージ

アクセスが集まる記事、2つ目の特徴は「エラーメッセージ等をタイトルに入れた記事」です。

 

パソコンを使っていれば、エラーが発生したり、見たことがないポップアップのメッセージが表示されたりすることがありますよね。

そのメッセージが英語だったりすると、意味が分からなくて困ることもありますし、日本語だったとしても「○○がインストールされました」とか書いてあると不安にもなります。

分からないことや不安なことは、インターネットで検索する人が多いです。

 

エラーやポップアップについて検索するとき、皆さんはどんなキーワードで検索しますか?

私は「表示されたメッセージをそのまま検索」してみます。

ピンポイントで同じ症状の解決策を探したいからですね。

 

私と同じように、エラーメッセージなどをそのまま検索する人は意外と多いようです。

そんな方たちを拾うには、タイトルにメッセージを入れてしまうのが一番早いですね。

 

自分のパソコンに何か起こったらチャンスです。

解決までのルートをしっかり記録しておけば、それがそのまま記事になりますよ。

しっかり解決まで導ける内容を書いていれば、ちゃんと検索上位に表示されるのでアクセスが集まります。

 

エラーやポップアップのメッセージは、検索されるキーワードをピンポイントで狙えるのでアクセスを集めやすい。

 

メッセージをタイトルに入れた記事の具体例

メッセージをタイトルに入れてアクセスを集めている具体例は、「Search App by Ask」の記事です。

関連:Search App by Askが勝手にアップデートしたので削除した話【アンインストール方法】

 

ポップアップに表示されたメッセージは「Search App by Askは無事アップデートされました」だったので、検索結果に表示されるSEOタイトルは、それをそのまま含めた以下のようにしています。

「Search App by Askは無事アップデートされました」と出た際の対処方法【アンインストール・削除方法】

こうすることで、メッセージでそのまま検索すると上位に表示され、解決策を探している方のアクセスを集めることができます。

記事タイトルには「サイトで表示されるタイトル」「検索結果に表示されるSEOタイトル」の2種類があります。

このサイトで使用している「LION MEDIA」というテーマでは、SEOタイトルを通常のタイトルとは別に設定可能になっています。

関連:高性能無料テーマ「LION MEDIA」がVer2.0.0になり使いやすさパワーアップ

 

この他、英語のエラーメッセージでも有効な手段です。

関連:たった1分でサイトマップの「This page contains the following errors」エラーを直す方法

 

これらのように、エラーメッセージをそのままなど、複数の単語を組み合わせたロングテールキーワードなのに想像がしやすいものは狙い目です。

 

ちょっと難しいことの解説記事

HTML&CSS アクセスが集まる記事、3つ目の特徴は「ちょっと難しいことの解説記事」です。

 

皆さんは何か新しいことを始めようとしたときに、下調べをしますか?

私はガッツリします。調べてばかりで始められずに終わることもあるくらいです。(ダメじゃん)

 

調べたときに、最初に見た記事が難しいと感じたら他のサイトも見てみますよね。

それが何を表すかというと、「1位に表示されていないサイトも見に行く」ということです。

少し難しめの内容は、1カ所ではなく、複数のサイトで調べる人が多いという傾向があります。

そのため、1位に表示できなかったとしても、おこぼれを狙うことが可能になります。

 

また、何カ所かのサイトを見て理解ができないときには、より細かいキーワードを追加して検索します。

つまり、ロングテールキーワードが多くなるということです。

ロングテールキーワードなら、記事内容とマッチすれば、検索順位が特化サイトを超えることもあります。

 

自分が調べて分かりにくかったことは、チャンスだと言えます。

実際に自分が分かるようになった道筋を細かく書いて記事にすれば、同じ道をたどっているの人のロングテールキーワードを拾える記事になり、アクセスを集めることができるようになります。

 

複数サイトを閲覧する可能性が高いので、1位にならなくてもアクセスされる可能性が高い。

ロングテールキーワードになることが多く、特化サイトより上位表示されるチャンスがある。

 

ちょっと難しいことの解説記事の具体例

ちょっと難しいことの解説でアクセスを集めているのは、「PHP」「CSS」の記事です。

特に、私自身が苦労した「新着記事の表示方法」はアクセスが集まっています。

関連:フロントページ(トップページ)に新着記事を表示する【PHP】

 

あとは、AMPの記事も割とアクセスが集まっていますね。

関連:AMP(アンプ)対応のメリット・デメリットとテーマ「LION MEDIA」導入方法・問題修正

 

アクセスが集まるのは、私自身が分かるまでものすごく苦労して、たくさんのサイトを見た物ばかりです。

自分が初めてやったときに難しいと感じたことは、他の人も難しいと感じるものです。

そういう内容は、検索上位以外でもアクセスされる可能性が高まるので、うまく活用しましょう。

 

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新しいものを使ってみた感想記事

新製品

アクセスが集まる記事、4つ目の特徴は「新しいものを使ってみた感想記事」です。

 

皆さんは、商品を購入したり、サービスを利用したりするときはどんなことを調べますか?

私は、口コミ、つまり実際に使用した人の感想をよく見ます。Amazonのレビューとかですね。

口コミに偏りがあったりすると、購入を躊躇してしまうこともあるくらい影響を受けます。

私のように、実際に使用した感想を知りたい人は多いので、雑記ブログで扱いやすいジャンルの1つです。

 

ではなぜ新しいものなのか、それは1つ目の特徴「ライバルが少ない」と似た理由があります。

新しいものは、まだ記事を書いている人が多くありません。

実際に使った経験談となると、さらに少なくなります。

なので、いち早く実際に使用した経験を記事にできれば、上位表示されます。

 

「口コミはどんどん増えていくから、すぐに順位が下がってダメなのでは?」と思うかもしれませんね。私も思っていましたし。

とことが、最初にうまく上位表示されれば、そのあとたくさん出てきても一定の順位はキープされます。

 

もちろん、その商品、サービスの特化サイトが登場すれば、そのサイトには負けてしまいます。

しかし、似たような雑記ブログが相手の場合、よほど情報量に差がない場合は早く出した方が残り続けます。

なので一定以上の情報量で早く出す、ということに成功すれば、アクセスを集めることができます。

足りない部分は後で追記すればいいので、粗削りでもOKですよ。

 

実際に使用した感想は需要が高く、新しいものだとライバルも少ないため、アクセスを集めやすい。

一度検索上位になると、専門サイトが登場するまでは意外と順位が下がらない。

大切なのはタイミング。

 

新しいものを使ってみた感想記事の具体例

新しいものの感想記事でアクセスを集めているのは、WordPressのテーマ「LION MEDIA」関連です。

関連:テーマ「LION MEDIA」が無料とは思えないクオリティ!おすすめポイントと使い方

 

サイトのテーマを変えようと思っていた時、ちょうどリリースされた無料テーマが「LION MEDIA」でした。出来立てほやほやのテーマで、たまたまタイミングが合いました。

使ってみてものすごく良かったので記事にしたところ、他に記事が全然なかったため上位表示されました。

その後、どんどん紹介記事が増えてきていますが、公開から半年以上たった今もLION MEDIA関連のキーワードで上位に表示されています。

 

タイミングって大事ですね。

狙うのはなかなか難しいですが、新商品を使ってみる機会があったら記事を書くチャンスです。

 

多くの内部リンクで誘導している記事

アクセスが集まる記事、5つ目の特徴は「多くの内部リンクで誘導している記事」です。

内部リンクを利用することで、他の記事からアクセスを集めたい記事に誘導することができます。

内部リンクとは、記事内に別の記事へのリンクを貼ることです。こんな感じです。

関連:リンクを活用してサイト内移動が便利なサイトを作る

 

アクセスが集まる理由はシンプルです。

別の記事を読んでくださった方が、リンクをたどって見に来てくださるからです。

検索以外からアクセスを集められるのが、これまでの特徴との違いですね。

 

この方法は、狙った記事にアクセスを集められるというメリットがあります。

さらに、関連記事を書けば書くほど流入口を増やすことができるので、より多くのアクセスが望めます。

 

しかし、元記事がしっかり読まれる内容になっていないと、リンクをクリックしてもらえません。

ちゃんと読まれる記事を書いて、そこから誘導することが大切です。

 

内部リンクで誘導することで、狙った記事にアクセスを集めることができる。

検索以外からもアクセスが集まるが、リンク元の記事はしっかり読まれる記事を書く必要がある。

 

多くの内部リンクで誘導している記事の具体例

内部リンクでアクセスを集めている記事は、プログラミング質問サイト「テラテイル」の記事です。

関連:プログラム系質問サイト「teratail(テラテイル)」が初心者に優しすぎてスゴイ

 

この記事は、検索結果では全然上位に表示されていません。

テラテイルには感動して、かなりガッツリ書いたのですが全然ダメでした。

せっかく頑張って書いた記事にアクセスが集まらないと悲しいので、PHPやCSS関連の記事のほとんどに内部リンクを貼ってみたところ、アクセス数がグッと増えました。

 

ライバル記事が強くて上位表示できない場合でも、それ以外の流入口を作ってあげることでアクセスを集めることも可能ということですね。

また内部リンクを使うと、アクセスが集まっている記事から他記事へのリンクを貼り、連鎖的にアクセスを増やすということも可能です。


以上5つがアクセスが集まる記事の特徴です。

次は逆に、アクセスが集まらない記事の特徴を見ていきます。

 

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アクセスが集まらない記事の5つの特徴

アクセスが集まる記事に特徴があるならその逆、集まらない記事にも特徴があります。

 

もちろん、全然情報を発信できていない記事は、当然アクセスは集まりません。

そうではなく、一生懸命書いた記事なのに、全然アクセスが集まらないことはありませんか?

私はあります・・・。

 

一生懸命書いたのにアクセスが集まらなかった記事がこれまでにたくさんあるので、サンプルとして特徴を集めることができました。

ということで、次はアクセスが集まらない記事の5つの特徴を見ていきます。

 

ライバルが強力すぎる・多すぎる記事

強大

アクセスが集まらない記事、1つ目の特徴は「ライバルが強力すぎる・多すぎる記事」です。

 

記事にアクセスするための基本的な流入口は「検索」です。

ライバル記事が強力すぎたり、多すぎたりする場合、二番煎じで書いた記事が上位に表示されることはまずありません。

上位に表示されなければ、検索からの流入は見込めませんね。

 

特に、特化ブログがあるようなジャンルの記事は壊滅的です。

雑記ブログで数記事程度書いただけでは、よっぽど記事のクオリティが高くない限りは勝ち目がありません。

アクセスを集めたいなら、記事を書くときにライバル記事もチェックするようにしましょう。

 

ライバル記事が強力だったり多かったりする場合は、検索上位に表示することが難しいため、アクセスが集まりにくい。

特に特化ブログが多数存在するジャンルは厳しい。

 

ライバルが強力すぎる・多すぎる記事の具体例

ライバルが強力でアクセスが集まっていないのは、アフィリエイト系の記事です。

関連:A8.netとは?国内最大手ASPの特徴と登録・審査の手順

関連:もしもアフィリエイトの特徴と登録手順【Amazon・楽天の商品広告が使いやすい】

関連:afb(アフィb)の初心者に嬉しい4つの特徴と登録方法【顧客満足度が高いASP】

 

それぞれをリンクでつないでいますが、そもそもどの記事にも大してアクセスが集まっていないため、あまり効果がでていません。

アフィリエイトは特化サイトが数多くあり、記事を書いている人もかなりいらっしゃるので、雑記ブログで数記事書いた程度ではロングテールキーワードですら上位に表示されるのが難しい状況です。

結構頑張って書いた記事なので、何とか救い出したいところですね・・・。アクセスがある記事とリンクでつないだりして少しでも集まるよう頑張っています。

 

マニアックすぎる記事

アクセスが集まらない記事、2つ目の特徴は「マニアックすぎる記事」です。

 

アクセスが集まる記事の「ライバルが少ない記事」と紙一重の位置にあるのがこれです。

1日数十回検索されればアクセスが見込めますが、あまりにもマニアックすぎると、1日1回検索があれば良い方というヒドイ状況なってしまいます。

 

いくらライバルが少なくても検索自体がないと意味がないのでキーワードプランナーなどを利用して検索ボリュームを調べてみましょう。

月間100~1000の範囲のキーワードあたりがライバルも少なく狙い目です。(100付近だったらハズレですが・・・。)

しかし、月間10~100だったりすると、全くと言っていいほど検索されないので、いくらライバルが少なくてもアクセスを集めるのは難しいことになります。

 

マニアックすぎる記事は、そもそもの検索数を見込めないため、上位表示できてもアクセスが集まらない。

キーワードプランナーなどを活用し、検索ボリュームを意識する。

 

マニアックする記事の具体例

マニアックすぎてアクセスが集まっていない記事は、「庭先案内」の記事です。

関連:人物イラストの模写に挑戦②<庭先案内:関西姉妹>

 

作品自体も大好きでしたし、須藤真澄さんの絵柄も好きだったため、イラストの練習に使わせていただこうと記事にしました。

庭先案内は、発売日にも本屋さんに置いてないことがあるくらいマイナーで、ライバル記事も少ないので、うまくキーワードを選べば検索上位表示を狙えます。

 

作品名で検索した場合はAmazonなどが強すぎるので、狙ったキーワードは「庭先案内」と「関西姉妹」の複合ワードです。

結果、狙った通りにちゃんと上位表示されましたが、全然アクセスが集まりませんでした。

「庭先案内」の検索自体が月間10~100だったので、それプラスαの複合ワードはそもそもの検索数がゼロに等しかったからです。

 

関西姉妹、大好きなんですよ。きっとみんなも大好きだから検索されると思ったんです。(泣)

 

あとは、「制服伝説プリティ・ファイター」のBGM耳コピ記事もダメですね。

関連:不器用が耳コピに挑戦⑦<制服伝説プリティ・ファイター:名古屋ステージ>(作曲:森彰彦)

 

森彰彦さんの曲が大好きすぎて、ちょっとマイナーな作品に行き過ぎました。

名曲だと思うんですけどね・・・。

 

このように、いくらライバル記事が少なくても、あまりにもマニアックだと検索自体されないためアクセスは集まりません。

 

キーワードを欲張りすぎた記事

アイディア

アクセスが集まらない記事、3つ目の特徴は「キーワードを欲張りすぎた記事」です。

 

検索からアクセスを集めるためには、キーワード選びが大切です。

「様々なキーワードで上位表示できれば多くのアクセスが集まる!」という期待を込めて、タイトルについキーワードを詰め込みすぎることがあります。

また、幅広いキーワードから集めようとすると、記事の内容もどんどん広がっていきます。

 

話は広がっているので、出来上がった記事は、文字数が多く情報が豊富に見えます。

ところが、その情報には統一感がなく、どんな目的で記事を見た人にとっても余計な情報が含まれているという最悪な状態になってしまっています。

実際に私もやってしまいましたが、結果はどのキーワードでも検索上位に引っかからず、全然アクセスが集まりませんでした。

 

キーワードを絞って、タイトルはシンプルに、内容は1つに特化した方が、目的をもって検索している人からのアクセスを集めやすくなります。

他の内容についても書きたいときは、記事を分けて書いて内部リンクで移動できるようにしておけばOKです。そうしておけば、必要な人だけその記事も読んでくれます。

内容ごとに分けた方が1記事の文字数は減りますが、絞っている分、狙ったキーワードで上位表示されやすくなるため、結果的にアクセスを集められます。

 

キーワードを欲張りすぎると、内容にまとまりがなくなりクオリティが落ちる。

その結果、どのキーワードでも上位表示されなくなってしまい、アクセスが集まらない。

 

キーワードを欲張りすぎた記事の具体例

キーワードを欲張りすぎてアクセスが集まらなかった記事は、「SSL化」の記事です。

関連:サイトをSSL化し安全性の高いサイトにする(失敗談もあり)【エックスサーバー】

 

  • SSLとは何なのか
  • SSL化するメリット
  • エックスサーバーの場合はSSL化が無料でできる
  • SSL化の方法
  • すでに記事があるサイトをSSL化した場合の問題点
  • その修正方法
  • 失敗談

など、とにかくSSLに関することを盛りだくさんに入れた結果、情報が横に広がりすぎてしまい、どの情報を求めている人にもふさわしくない記事になりました。

当然、記事のクオリティが低いので、検索結果でも上位には表示されません。

 

もし今SSLの記事をとするなら、

  • 言葉の意味とメリット
  • エックスサーバーでのSSL化
  • SSL化前からあった記事の問題と修正
  • 個人的な失敗談(雑記)

の4記事くらいに分けて書いて、それぞれにふさわしいキーワードを狙いますね・・・。

というか、元の記事がひどいので書くかもしれません。(前の記事もダメだった例でちゃんと残しておきますが。)

 

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旬がかなり前に過ぎてしまっている記事

アクセスが集まらない記事、3つ目の特徴は「旬がかなり前に過ぎてしまっている記事」です。

 

これは検索数が少ないことが想像しやすいですね。

旬が過ぎているということは、興味を持っている人が減ってきている状況なので、記事にしたところであまりアクセスは集まりません。

販売やサービスが終了している場合はかなり悲惨です。今後も検索は減っていく一方です。

 

再ブレイクしたら話が変わってくるかもしれませんけどね。

例えば、「ファミコン」というキーワードは検索数が右肩下がりでしたが、2016年11月に「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されたことで一気にバズりました。

Googleトレンドを使うとキーワードの検索数の変化が見れて面白いですよ。

 

まあ、よほどのことがない限りは、検索が減ってしまっているためアクセスが集まらないことが想像しやすい内容ですよ。

再ブレイクに期待して仕込んでおくのもありかもしれませんが、あまり期待しない方が無難です。

 

旬がかなり前に過ぎてしまっているものは、検索する人が少ないためアクセスが集まらない。

今後も再ブレイクのきっかけがない限り減っていく一方なので、復活も難しい。

 

旬がかなり前に過ぎてしまっている記事の具体例

旬がかなり前に過ぎていてアクセスが集まらないのは「Windowsムービーメーカー」の記事です。

関連:Windows ムービーメーカーを使用して動画を編集する

 

ムービーメーカーはWindowsに最初から入っていた動画編集ソフトですが、現在は提供を終了しています。

「Windowsムービーメーカー」で検索すると、「ダウンロード提供は廃止されました」という公式ページが真っ先に出てくるので、新しく購入したパソコンに入れるのも推奨されていません。

 

すでに提供が終わっていて、公式からも推奨されていないということで絶望的ですね。

ファミコンと違って再ブレイクするとも思えません。

このままアクセスが集まらない記事として居続けること請け合いの可哀想な記事です・・・。

 

関連記事がなく独立している記事

1対多

アクセスが集まらない記事、5つ目の特徴は「関連記事がなく独立している記事」です。

 

雑記ブログは、好きな内容の記事を自由に書けるのが一番の強みです。

しかし、それが逆に弱点になることがあります。

内容にばらつきがあり、他の記事と全くつながらない記事が出てくる可能性があるからです。

 

関連記事がないと、内部リンクでの誘導が一切できません。

そういった記事は、他の記事からアクセスを流すことができないため、その記事に対する検索流入一本でアクセスを集めていく必要があります。

 

その1記事だけでよほど内容が充実していれば、特定のキーワードで検索上位表示も狙えるかもしれませんが、それは簡単なことではありませんね。

そのため、他の記事と全くつながらないような独立記事は、アクセスが集まりにくい傾向にあります。

 

他の記事と全く関連がない記事は、その記事1つの検索流入のみでアクセスを集める必要がある。

単独記事のみでアクセスを集めるのは、よほど内容が充実していない限りは難しい。

 

関連記事がなく独立している記事の具体例

他の記事とつながりがない独立記事でアクセスが集まらなかったのは「びじゅチューン!」の記事です。

関連:びじゅチューン!DVD BOOK第4巻が2018年8月1日発売!収録内容とDVD BOOKの楽しみ方を紹介

 

びじゅチューン!が大好きで、これまでにリリースされたCDやDVDはすべて持っています。

1年ぶりにDVDの新刊が出るという情報が出たので、テンションが上がって書いた記事です。

 

文字数は4500文字くらいで、情報を出したのも割と早かったのですが、ニュースサイトの方が上位表示されるため検索流入がほとんどありませんでした。

「びじゅチューン DVD 4巻」で検索すると、何とかギリギリ10位以内という感じです。

ニュースサイトは強すぎるため、ほとんどのキーワードで勝てませんね。

 

他の記事とつながりがあれば、内部リンクでつなぐことでアクセスを集めることができます。

しかし、びじゅチューン!の記事は他にないため、それができませんでした。

今回初めて内部リンクをつなぎました。内容に関連があったわけではありませんが・・・。

 

関連記事を増やしていくということがない限りは、今後もほとんどアクセスが見込めない記事です。


以上5つがアクセスが集まりにくい記事の特徴です。

アクセスが集まってほしい記事が上記の特徴に当てはまりそうなら、それは改善の余地があるかもですね。

 

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アクセスが集まらない記事は不要なのか?

アクセスが集まる記事・集まらない記事の特徴を5つずつ確認しました。

それでは、アクセスが集まらない特徴の記事は書かない方が良いのでしょうか?

私は、そんなことはないと考えています。

 

記事のライティングスキル向上・経験値になる

どんなことでも、練習をしなければ上達しません。

それは、記事を書くことについても同じことが言えます。

 

アクセスを考えすぎて書くことを躊躇していると、記事のライティングスキルが向上しません。

初めからスイスイ記事が書ける天才なら練習は不要でしょうが、普通はそうはいきませんよね。

たくさん練習して、たくさん失敗することで段々上手く記事が書けるようになっていくものです。

 

そして、書いた記事はちゃんと自分の経験値になります。

成功体験はもちろん、失敗体験だってちゃんと自分の経験値になっています。

実際、この記事も私の成功・失敗体験でできていますしね。

 

自分のためになるかどうかには、アクセス数は全く関係ありません。

 

改善や状況で化ける可能性がある

アクセスが集まりにくい特徴に当てはまる記事だったとしても、内容を改善したり、流行が変化したりすることで化ける可能性を秘めています。

 

ライバルが強く検索流入が見込めなかったとしても、関連する内容の記事が増えてくることで、1つはヒットするかもしれません。

そうなれば、内部リンクで埋もれていた記事にもアクセスが集まってきます。

 

キーワードを欲張りすぎた記事も、言い換えれば内容の幅が広いということです。

項目ごとにより詳しく書いた記事を用意すれば、それらの記事をつなぐ橋渡し用の記事にできます。

 

書いた当初は独立した記事だったとしても、その後自分の知識が増えれば記事だって増えます。

そうなれば、そのブログの新たなジャンルになりますね。

 

旬が過ぎたのは自分ではどうにもできないかもしれませんが、ファミコンの例もあります。

流行は回るので、場合によっては超先取り記事になることだって考えられます。

 

どんな記事も可能性は秘めているので、書かない方が良いということはありません。

 

楽しんで自由に書く記事は続けるモチベーションになる

雑記ブログでは、好きなことを自由に書くことができます。

好きなことは楽しく書くことができますよね。

それは、サイトを続けるための最大のモチベーションになります。

 

アクセスのことだけを考えて記事を書こうとすると、そのうち辛くなってきてしまいます。

仕事や義務でやっているのならそれも仕方ないかもしれませんが、雑記ブログはほとんどの場合は趣味でやっているはずです。

それなのに楽しさを忘れてしまったら、本末転倒です。

 

楽しくブログを続けるためにも、アクセスを気にせず自由に書く記事は重要な役割を果たします。

これはとても大切なことだと私は考えています。


アクセスのための記事も良いですが、それにこだわりすぎる必要はありません。

よっぽどアクセスを集めたい理由があれば、アクセスが集まる記事になっているかを常に意識すべきかもしれませんが、そうでなければもっと気楽に記事を書きましょう。

たまに特徴を意識した記事を書くだけでも十分ですよ。


今回のまとめ

アクセスが集まる記事・集まらない記事の特徴をまとめました。

特徴に合わせればアクセスが100%集まったり集まらなかったりするわけではありませんが、可能性は高くなります。

どうしてもアクセスを集めたい記事がある場合は、意識してみるといいかもしれませんね。

 

ただ、アクセスが集まりにくい記事にも大切な役割があります。

雑記ブログでは特に、好きな記事を楽しんで書くことがモチベーションに繋がります。

アクセスが集まる・集まらないについてさんざん書いておいてなんですが、アクセスを集めることにこだわりすぎず、自由に楽しく書きましょう!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。