【音楽】長調・短調と違うアラビアの音階(NHKのムジカ・ピッコリーノより)【超初心者】

 

長調と短調以外にも音階の取り方があるのですね。

 

作曲をするうえで長調と短調の違いは大切だと思い、実際に鳴らして確認しました。

関連:【音楽】長調と短調とは?聴き比べてみた【超初心者】

関連:【音楽】調の種類は?転調とは?音で確認してみた【超初心者】

 

作曲をする際に意識して使うことで、やっと基本が出来た感じになりました。

音階の取り方だけでかなり印象が変わるため、面白いですよね。

 

これで音階の取り方はバッチリ!

 

そう思っていたのですが、今日NHKの番組を見て衝撃を受けました。

 

音階の取り方はまだある・・・!?

 

今回は「アラビア音階」を鳴らしてみることにします。

その前に、アラビア音階を知るきっかけになった「ムジカ・ピッコリーノ」を紹介します。


NHKのムジカ・ピッコリーノ

NHKでは趣味や芸術の分野を面白おかしく紹介してくれる番組が多いですよね。

私のような超初心者向けの基本的なものから、玄人向けまで幅広く番組になっています。

今回「アラビア音階」が出てきたのは、NHKの「ムジカ・ピッコリーノ」です。

私のサイトでおなじみの「かえるのうた」で基本を紹介していたので、親近感が湧きました。

音楽の基本知識が紹介され、実際にそれが使われている曲を演奏する番組です。

 

ムジカ・ピッコリーノの番組情報

架空の世界を舞台に、多種多様なジャンルの音楽を物語仕立てで紹介する音楽番組です。

ムジカ・ピッコリーノの良いところは「知識だけでなく感覚でも伝えてくれる」ところです。

 

  • 音楽知識をかみ砕いて説明
  • 特徴を歌や楽器で音で表現
  • その音楽理論が顕著に表れている曲を演奏
  • 演奏曲は世界中の超有名曲なのでどこかで聴いたことがある

 

子供向け番組なのですが、音楽超初心者で興味があれば大人でもためになります。

 

  • 子供は感受性が育まれる
  • 音楽超初心者は知識を身に付けられる

 

素晴らしすぎる・・・!

 

  • 放送時間
    • 金曜 17:35 – 17:45
    • 土曜 8:25 – 8:35(再放送)

 

10分番組なので、録画容量があまり必要ないところも魅力的です。

興味を持った分野は残しておくと、作曲のときに使えそうですね。

 

番組で聴いているだけでも面白いのですが、気になったテーマのときには自分でもやってみています。

関連:拍子が変わると雰囲気が変わる

関連:高い音で軽やかに、細かい音で煌びやかに

 

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アラビア音階(マカーム)について

本題の「アラビア音階」です。

 

「アラビア音階」で検索です!

 

アラビア音階はマカームと言うそうです。

そして調べて分かったことが1つあります。

 

種類が多すぎる・・・

 

地域などによって違い、150種類くらいあるそうです。

さすがにこれらすべてを鳴らしてみるわけにはいかないので、今回は2種類にします。

 

マカーム・ヒジャーズカル

まずは「マカーム・ヒジャーズカル」です。

ムジカ・ピッコリーノで紹介されていたアラビア音階はこれでした。

使う音階は以下の7音です。

C・D♭・E・F・G・A♭・B

 

マカーム・ヒジャーズカルで「かえるのうた」を鳴らしてみるとこうなりました。

かえるのうた(マカーム・ヒジャーズカル)

 

不安定な感じですが、アラビア感は確かに出ている気がします。

 

マカーム・ナワサル

次は「マカーム・ナワサル」です。

使う音階は以下の7音です。

C・D・E♭・F♯・G・A♭・B

 

長調・短調とは全然違いますね。

E♭とF♯の間が1.5音空いているところが独特です。

 

マカーム・ナワサルで「かえるのうた」を鳴らしてみるとこうなりました。

かえるのうた(マカーム・ナワサル)

 

マカーム・ヒジャーズカルとは全く違うのに、やはりアラビア風に聴こえるのが不思議ですね。


今回のまとめ

まず、NHKの「ムジカ・ピッコリーノ」の紹介をしました。

世界中、様々なジャンルの音楽について知ることが出来ます。

子供だけでなく、大人でも音楽に興味があれば楽しめるのでオススメです。

 

そして、ムジカ・ピッコリーノで紹介されていた「アラビア音階」を鳴らしてみました。

とにかく種類が多いことに驚くことになりましたね。

その中から「マカーム・ヒジャーズカル」「マカーム・ナワサル」を鳴らしてみました。

全然違う音階を選んでいるにもかかわらず、どちらも確かにアラビアっぽい感じがしました。

 

不思議!

 

長調と短調だけでなく、まだまだ調はあるのですね。

作曲の際に生かせるほど技術があるかは分かりませんが、知っているに越したことはないので、他にも面白そうな音階を聴いたら調べてみようと思いました。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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