オクターブや音の細かさで同じ曲でも印象が変わります。
テーマを決めて作曲するのは難しいですね。
偶然うまくいったとき以外は、どこか違った感じになってしまいます。
関連:不器用が耳コピ・作曲に挑戦シリーズ&身に付けた音楽知識まとめ<音・動画付き>
まだまだ超初心者の域を抜け出すことが出来ません。
そんな私にも分かりやすく音楽の話をしてくれるのがNHKの「ムジカ・ピッコリーノ」です。
アラビア音階という長調でも短調でもない調を知れたのも、この番組のおかげでした。
今回も「ムジカ・ピッコリーノ」で今後の作曲に生かせそうな話をしていたので、忘れないように音付きで記録しておきます。
ちなみに曲は「水の戯れ」でした。
オクターブを高くしたり低くしたり
まずは「音の高さ」についてです。
これまでは、なんとなく聴きやすい音の高さで曲を作っていました。
毎度おなじみ「かえるのうた」だとこんな感じです。
かえるのうた
ド~レ~ミ~ファ~ミ~レ~ド~~♪
普通な感じで聴きやすいです。
作曲の際も、このくらいの音の高さを目安に音を置いていました。
しかしよく考えると「ド」の場所は1つではありません。
- 「ドレミファソラシ」の後の「ド」
- 「ドシラソファミレ」の後の「ド」
こんな風に、同じ「ド」でも高さの違う「ド」がたくさんあります。
ちょうど音階が1周する音の高さの違いを「オクターブ」といいます。
ムジカ・ピッコリーノで、オクターブを変えて同じ曲を演奏していました。
ずいぶん印象が違う!
聴きやすい音の高さを選ぶのもいいですが、オクターブで曲の印象を変えるのも大事そうです。
オクターブを高くすると軽やかに
ムジカ・ピッコリーノでは、オクターブが違う曲を踊りで表現していました。
オクターブを高くすると、跳ねるように軽やかに踊っていました。
毎度おなじみ「かえるのうた」だとこんな感じになります。
かえるのうた(オクターブ上げ)
フワッと軽い印象になりました。
オクターブを低くすると重厚に
オクターブを低くすると、俯いてのそのそとした踊りになっていました。
毎度おなじみ「かえるのうた」だとこんな感じになります。
かえるのうた(オクターブ下げ)
ズッシリと重い印象になりました。
オクターブを変えると、音の重さが変わって聴こえますね。
実際に重量があるわけではないですが、そう感じるのは不思議で面白いです。
曲の印象がずいぶんと変わるため、作曲の際に意識してみようと思います。
音を細かくすると煌びやかに
今回のムジカ・ピッコリーノでは、オクターブに加え「音の細かさ」の話もありました。
ムジカ・ピッコリーノでは、水の動きを使って表現していました。
使用していた曲が「水の戯れ」だったからですね。
確かに細かく動いた方が煌びやか・・・!
こちらでは毎度おなじみの「かえるのうた」で確認してみます。
センスがないのは勘弁してください・・・。細かく鳴らして綺麗に聴こえるようにするには練習が必要ですね。
かえるのうた(キラキラ)
高い音にすると、よりキラキラ感が出ますね。
同じメロディーでも裏の伴奏を細かくするだけでかなり印象が変わりました。
今回のまとめ
ムジカ・ピッコリーノの「水の戯れ」の回で知ったことを、実際に鳴らして確認してみました。
- オクターブを上げると軽くなる
- オクターブを下げると重くなる
- 細かく鳴らすとキラキラする
やっぱり音で確認できると、印象が変わるのが実感できていいです。
ムジカ・ピッコリーノは音と視覚表現で示してくれるので、私のような初心者にもイメージできる良い音楽番組ですよね。
今後の作曲に是非生かしていきたいです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
関連:不器用が耳コピ・作曲に挑戦シリーズ&身に付けた音楽知識まとめ