【イラスト】<基礎練習>立方体を描く④【超初心者】

 

パースの練習その2です。

 

パースを利用することで、遠近感のある空間を描けることが分かりました。

パースの取り方は消失点の数でいくつか分けることができました。

「一点透視図法」で立方体を描いた時の記事はこちらです。

 

今回は残りの2つ、「二点透視図法」「三点透視図法」の挑戦します。

 

いざ、描いてみます!


パースを使って立方体を描く

 

二点透視図法

消失点をアイレベル上に2つ取って描く方法です。

まずは、アイレベルと消失点を描きます。

直線と点2つですね。

 

次は一点透視図法のときと少し異なります。

正方形ではなく、縦線一本だけを自由な位置に描きます。

まだ立方体になる感じはでてないですね。

 

次は先ほどの縦線の両端から消失点に向かって直線を引きます。

それっぽくなって参りました!

 

縦線2本を、1本目の縦線に平行になるように描きます。

ピンボケで申し訳ないです・・・。

この時に1つポイントがあります。

角度が付いているため、真ん中の縦線と左右の縦線の距離が異なります。(立方体の場合)

角度が急な方が、真ん中の縦線から近い位置に縦線を描きます。

慣れるまで同じ距離に描いてしまいそうなので、気を付けたいと思います。

 

最後に上の面を描いていきます。

左右の縦線の上端から消失点に向かって直線を引きます。

完成です!

 

せっかくなのでたくさん立方体を描いてみます。

これは・・・!

 

絵がうまい人の立方体みたい!

気のせいだとしても「うまくなった」と思うとやる気が出ます!

この調子で残りの1つ、「三点透視図法」にも挑戦します!

 

三点透視図法

消失点をアイレベル上に2点、上の方、もしくは下の方に1点、計3点描く方法です。

三点透視図法で立方体はあまり描かないそうなので、違う形で練習します。

ということで、今回は「ビルっぽいもの」を描いてみます。

 

三点透視図法では、上に消失点を取るか下に消失点を取るかで見え方が変わってきます。

上に消失点を取るとアオリ(見上げる構図)になります。

下に消失点を取るとフカン(見下ろす構図)になります。

今回は上に消失点を取って描いていきます。

 

まずはアイレベルと消失点3つを描きます。

描き終わってから思いましたが、これは下の2点が近すぎました。

 

次は基準になる縦線を描きます。

必ず上の消失点を通るように描きましょう。

 

消失点より下の好きな位置に頂点を取り、下の消失点に向かって直線を引きます。

三角形になりました。

 

二点透視図法のときと同じように、最初の縦線の左右に縦線を描きます。

この時も、必ず上の消失点を通るように直線を引きましょう。

ビルっぽいものを見上げた感じになりました!

 

せっかくなので何本かビルを追加します。

三点透視図法は線が多くてちょっとわかりにくいですね・・・。

赤ペンで「ビルっぽいもの」の部分だけペン描きしてみます。

結構近い位置からビルを見上げた感じになっていますね。

三点透視図法は少し特殊な感じですが、使いこなせれば面白い構図が描けそうです。


今回のまとめ

ということで、前回も合わせて3パターンのパースを取ってみました。

絵の初心者の私でも、理屈通りに描くだけでそれっぽくなるので楽しいです!

 

しかしパース線を活用するときは大変そうです。

パース線をガイドに、いろんな形の物をあちこちに配置しなければならないですものね。

部屋を1つ描くだけで大変な労力がいりそうです。

 

使いこなせるのはまだ先の話ですが、少しだけ絵を描く方の手法を知れたのは良かったです。

生かせる時が来るまで地道に練習を続けていきたいと思います。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

関連:<基礎練習>立方体を描く①

関連:<基礎練習>立方体を描く②

関連:<基礎練習>立方体を描く③

関連:落書きしかしたことがない不器用のイラスト練習記録まとめ