今度は理屈で立方体を描きます。
空間や立体を描く際に、パースというものを考えて描くと良いことが分かりました。
直線的なものほどパースの練習に良さそうなので、立方体はうってつけです。
パースの取り方は「いちあっぷ」さんのページで勉強させていただきます。
頑張ります!
パースの基本用語
パースを取るときには、2つの基準を描きます。
「アイレベル」と「消失点」です。
先に言葉の意味を書いておきます。
- アイレベル
- 視線の高さのこと
- 消失点
- パースを取った際の線が集まる点
・・・?
書いた自分ですらよく分かりません。
文章での説明よりも、実際にやってみた方が分かりやすい気がします。
ひとまずスルーして先に進みましょう!
パースの取り方は大きく3種類に分けることができます。
「一点透視図法」「二点透視図法」「三点透視図法」です。
消失点の数で種類分けされています。
これも説明だけでなく実際に描いてみないと分からないですね。
「習うより慣れろ」です!
いざ、描いてみます!
パースを使って立方体を描く
一点透視図法
消失点を1つだけ取るやり方です。
まずはアイレベル(視線の高さ)を決め、消失点を1つ描きます。
直線と点ですね。
次はてきとうな位置に正方形を描きます。
ここからが一点透視図法です。
正方形の頂点から消失点に向かって直線を引きます。
おお・・・!
それっぽいです!
最後にてきとうな位置で切ります。
完成です!
せっかくなのでいっぱい描いてみます。
スゴイ・・・!
いろんな角度の立方体になりました!
なんか絵がうまくなった気がします!
気のせいですけどね!
実際に描いて分かったこと
描いてみてアイラインと消失点が少しわかりました。
アイラインは視線の高さを表す線でした。
アイラインより上の立方体を見てみます。
立方体の下の面が見えているということは、下から見ています。
逆にアイラインより下の立方体はどうでしょうか?
上の面が見えているので上から見ているということですね。
視線の高さというのはそのまんまの意味、目の高さということだったのですね。
消失点はパースの線が集まる点でしたね。
描いてみたらそのままの意味でした。
これが1つなので、一点透視図法なのですね。
今回のまとめ
立体を描く力はまだ身に付いていませんが、理屈で色々な角度の立方体が描けました。
今回は線を描く練習も兼ねたかったので正方形はフリーハンドで描きました。
アイレベル、パース線は定規を使用しています。
すべての線を定規で描けば、かなり綺麗な立方体が描けそうですね。
二点透視図法、三点透視図法は消失点の数が増えます。
長くなってしまったので、描いてみるのは次にします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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