不器用が模写に挑戦シリーズ第4弾です。
第3弾では、初めて全身が入ったイラストに挑戦し、色塗りもやってみました。
関連:人物イラストの模写に挑戦③<僕のヒーローアカデミア:緑谷出久>
全身を描くのは初めてでしたが、あらかじめ「sensei by pixiv」の動画を見てアタリの取り方を練習していたので、比較的スムーズに描けました。
関連:理屈派必見!「sensei by pixiv」の動画講座が分かりやすすぎて衝撃だった話
また、「CLIP STUDIO PAINT PRO」(通称クリスタ)を購入したことで、初めてだった色塗りもスムーズに行うことができました。慣れればもっとスピードアップできそうです!
関連:CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)を購入して感動したこと
今回も、頑張って模写します!
模写対象<僕のヒーローアカデミアの爆豪勝己>
今回模写してみるのは、週刊少年ジャンプで連載されている人気作「僕のヒーローアカデミア」から、主人公のライバルポジション爆豪勝己、通称カッちゃんです。
頭がチクチク、ヤンキーっぽいガラの悪い顔で、前回のデクとは全然違います。
模写対象に決めた理由
普通に好きだからですが、一応理由を考えると・・・
- アニメのサイトに全身イラストが載っていたから
- 作者の堀越耕平さんのイラストが好きだから
- 同じ作者でもキャラクターで全く表情が違うから
- 少年ジャンプ50周年なので連載中の人気作を
- ちょうどアニメでカッちゃんが大変な目に遭っていたから
同じ作者、絵柄でキャラクターを描き分けるコツみたいなのが分かればいいな、という感じです。
爆豪勝己について
爆豪勝己(ばくごうかつき)は、僕のヒーローアカデミアに登場する主人公のライバル的なポジションのキャラクターです。
僕のヒーローアカデミアの概要については前回書いたので、今回はカッちゃんについて少しだけ書いておきます。
関連:人物イラストの模写に挑戦③<僕のヒーローアカデミア:緑谷出久>
カッちゃんは、ガラが悪い見た目の通り、かなりガラが悪いです。口が悪いので誤解されやすいですが、ヒーローにあこがれる気持ちはだれよりも強く、どんな状況でも誰にも負けたくないという勝気な性格です。
個性は「爆破」。手から爆発する汗を出すことができます。悪役みたいですね・・・。
そのガラの悪さや勝つために全力を尽くす姿から、一歩間違えると悪事に手を染めそうに見えるので悪役(ヴィラン)に目を付けられさらわれますが、悪に染まることなく立ち向かいます。相変わらず口は悪いですが。ちょうど今アニメでやっているあたりですね。
やっぱりこの漫画は、クセの強い魅力的なキャラクターが多いのが良いですね。
漫画もオススメですし、アニメもオススメなので、気になったら見てみてください。
Huluでも観られるので、会員の方は1話から楽しむことができます。月額933円ですごい作品量ですよね。レンタルビデオ屋さんは悲鳴を上げるレベルです。
まだ会員でない方も、登録すれば2週間は無料で全サービスを利用できます。見られる作品をチェックしてみて、気になったら試してみてください。
模写をする(爆豪勝己)
いよいよ模写に入ります。
模写するのは、アニメ公式サイトのキャラクター一覧ページにある全身絵です。
制服バージョンです。ガラの悪さがにじみ出ています・・・。
使用するソフトは「CLIP STUDIO PAINT PRO 」、通称「クリスタ」です。
いざ、描いていきます!
アタリを取る(針金人間)
まずは「アタリ」を取ります。
「sensei by pixiv」の動画の通り、まずは針金人間です。
ペンの種類は「リアル鉛筆」を使用しています。本当に鉛筆みたいで、クリスタすごいですね。
アタリ(針金人間)では、全身のバランス、関節の位置、肩と腰の角度を意識しています。また、等身が分かるように線も引いてみました。
針金人間は、練習をしているので、ほんの数分で描けるようになりました。
アタリを取る(素体)
アタリその2です。先ほど取ったアタリ(針金人間)に厚みを付けていき「素体」にします。
先ほどのアタリ(針金人間)は色を薄くし、その上から別のレイヤーに素体を描いていきます。
針金人間に沿って厚みを付けるだけなので、これもそこまで時間はかかりません。
腕や足など、少し立体的になり迷うこともあるので、これはまだまだ練習が必要です。
下書きをする
次は「下書き」をしていきます。
針金人間は非表示、素体は色を薄くして、上から新しいレイヤーに下書きを描いていきます。
素体ができていると、拡大しながら描けるためかなりスムーズです。
髪の細かい部分や顔は拡大しないと描けないので、素体でしっかり形をとっておくことは大切ですね。
下書きからは複数のレイヤーに分けて描いています。修正が増えるからですね。
分けておけば、消しゴムで上手く書けなかったパーツだけ消すことができます。
ペン書きをする
次は「ペン書き」です。ペンの種類は「Gペン」を使用しました。
素体は非表示にし、下書きの色を薄くして新しいレイヤーにペン書きしていきます。
ペン書きも複数のレイヤーに分けて行っています。
下書きをもとに、拡大した状態で少しずつ線を引きました。デジタルで描くと、ペン書きでも消しゴムをかけられるので思い切って線を引けます。
下書きを非表示にするとこんな感じです。
描いた直後は気にならなかったのですが、今見ると顔が歪んで見えますね・・・。
時間がある時に一気に描いているので、違和感を見逃しやすいのかもしれません。少し時間をおいて見てみることも大切かもしれません。
色塗りをする
「CLIP STUDIO PAINT PRO 」では、ベタ塗りが非常に簡単です。使うのは「バケツツール」です。
クリスタのバケツツールはものすごいです。細かい塗り残しを簡単になくすことができます。
関連:CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)を購入して感動したこと
すでにペン書きはしてあるので、「バケツツール」や「囲って塗る」「塗り残し部分に塗る」機能を使って一気にベタ塗りします。色ごとにレイヤーを分けて塗りました。
色を塗るとグレードアップした気がしますね!(気のせい)
前回は影も付けましたが、影を付けるのは時間がかかるので、とりあえずベタ塗りで終了です。
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模写の反省
毎度おなじみ、反省会です。
気が付いたことをまとめておきます。
- アタリを取ることでかなり時短
- 足はやっぱり難しい
- 手に表情を付けると難易度が上がる
- クリスタがスゴイ
1つずつ見ていきます。
アタリを取ることでかなり時短
「sensei by pixiv」の講座動画の通り、針金人間と素体を描いてから描くのがかなり時短になります。
関連:理屈派必見!「sensei by pixiv」の動画講座が分かりやすすぎて衝撃だった話
特に針金人間は、ほぼ線と丸の単純図形なのですぐ描けます。その割にしっかり人の形になるので、バランスはちゃんととれます。
まだ立体を捉える力が足りないので練習が必要ですが、針金人間はシンプルな形なので多少重なっても描きやすいです。基礎練習の一環として、ポーズマニアックスを使用してたくさん描こうと思います。
関連:人物の全身を描く練習の資料サイト「ポーズマニアックス」
足はやっぱり難しい
前回、デクを描いた時も思いましたが、足が難しいです。
靴を履いているので指は見えませんが、それでも難しいので、裸足を描くときは大変だろうと思います。
やっぱり立体感覚が身に付いていないのが大きいです。足が正面を向いていると、途端にどうなるのか分からなくなるので、様々な角度で描けるよう練習が必要です。
手に表情を付けると難易度が上がる
これまでと比べて、手の形が特徴的でした。
描いてみて思ったのですが、僕のヒーローアカデミアのキャラクターたちは、手の動きがキャラごとに違って特徴的です。
顔、目で表情を付けるのは当たり前ですが、意外と手も個性を表す大切なパーツだと気が付きました。
そして、手に表情を付けると難しいことも分かりました。カッちゃんの場合、手のひらは開いたまま、指だけをグッと曲げるしぐさが特徴的です。ただのパーやグーと違い、指ごとの重なりが増えるので難しかったです。
クリスタがスゴイ
前回購入して使ってみた「CLIP STUDIO PAINT PRO 」、通称クリスタ。
使えば使うほどすごさに感動します。これで5,000円なら安すぎるくらいです。
関連:CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)を購入して感動したこと
30日間使える無料体験版もあるので、無料ソフトを使っている方は試してみてください!
使ったら絶対欲しくなって買ってしまいますよ。
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今回のまとめ
僕のヒーローアカデミアの爆豪勝己の模写に挑戦しました。
「sensei by pixiv」の講座知識を自然に使えるようになるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
ただ、クリスタを買ってからより絵を描くのが楽しくなったので、どんどん練習します!
手と足と顔と全体的なバランスが課題ですね。
あと線があまり綺麗じゃないので、まっすぐの直線、滑らかな曲線も練習します。
・・・うん、基礎から全部ですね。頑張ります!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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