不器用が模写に挑戦シリーズ第5弾です。
僕のヒーローアカデミアから続けて2人模写しました。
関連:人物イラストの模写に挑戦③<僕のヒーローアカデミア:緑谷出久>
関連:人物イラストの模写に挑戦④<僕のヒーローアカデミア:爆豪勝己>
同じ作品の模写を続ければ、そのうち作者の絵柄のクセなどが分かるのでしょうか?
今のところ全然分かりませんが、堀越耕平さんの絵はとても魅力的なのでぜひ発見したいです。
今回も頑張って模写します!
模写対象<僕のヒーローアカデミア:麗日お茶子>
今回模写してみるのも同作「僕のヒーローアカデミア」から、ヒロインの麗日お茶子ちゃんです。
僕のヒーローアカデミアからは初の女性キャラクターの模写に挑戦ですね。
模写対象に決めた理由
理由はほとんど今までと変わり映えしませんが・・・
- アニメのサイトに全身イラストが載っていたから
- 作者の堀越耕平さんのイラストが好きだから
- 同じ作者のキャラクターの描き分け方を発見したいから
- 男性キャラが続いたので女性キャラを
麗日お茶子について
麗日お茶子(うららかおちゃこ)は、僕のヒーローアカデミアのヒロインです。
僕のヒーローアカデミアに関しては、主人公のデクを模写したときに軽くまとめています。
関連:人物イラストの模写に挑戦③<僕のヒーローアカデミア:緑谷出久>
お茶子ちゃんは明るく裏表のない性格の女の子で、主人公のデクと同じ学校に通いヒーローを目指しています。デクの理解者で、ヒーローを目指すのも両親に楽をさせてあげるためという、まさにヒロインという感じです。いい子。
普段はフワフワと柔らかい性格ですが、自分の弱点を克服するために努力したり、勝てる可能性が低くても全力で立ち向かったりと、強い面も併せ持っています。いい子。
個性は「無重力(ゼログラビティ)」。手の肉球で触れたものを浮かせることができます。
この作品では、キャラクターの名前に個性が反映されているのですが、お茶子ちゃんはちょっと工夫されていて分かりにくいですよね。麗かな性格と重力(グラビティ)を合わせた「ウラビティ」から麗日お茶子です。お茶をティーと英語で読むのがポイントです。
ヒロインもただ守られるだけでなく、ちゃんとヒーローをしているのが良いですね。
イラストが好きなだけでなく、話も王道の少年漫画で熱いのでオススメです!
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模写をする(麗日お茶子)
それでは模写に入ります。
模写するのは、アニメ公式サイトのキャラクター一覧ページにある全身絵です。
制服バージョンです。表情から麗らかさがにじみ出ていますね。
使用するソフトは「CLIP STUDIO PAINT PRO 」、通称「クリスタ」です。
関連:CLIP STUDIO PAINT PRO(クリスタ)を購入して感動したこと
いざ、描いていきます!
アタリを取る(針金人間)
「sensei by pixiv」の動画で学んだ通りにやっていきます。
関連:理屈派必見!「sensei by pixiv」の動画講座が分かりやすすぎて衝撃だった話
まずは、針金人間で「アタリ」を取ります。
ペンの種類は「リアル鉛筆」を使用しています。相変わらず本物っぽい質感・・・!
今回は腕を後ろに回しているポーズなので、見えないところを意識して描くようにしました。あっているかは分かりませんが・・・意識することが大事ですよね!(前向き)
アタリを取る(素体)
アタリその2です。先ほど取ったアタリ(針金人間)に厚みを付けていき「素体」にします。
先ほどのアタリ(針金人間)は色を薄くし、その上から別のレイヤーに素体を描いていきます。
肩がぐっと上がっているところが、元気な女の子っぽい感じですね。まさか肩で性格が表れるとは・・・。新しい発見です!
ここまではそれほど時間をかけずに描けるようになりました。
ラフを描く
今回は下書きの前に、ザックリキャラクターを描く「ラフ」を挟んでみました。
いきなり下書きから始めると、絵を描くのに慣れていないからか何度も修正が必要になり、時間がかかりました。それに、髪などの細かい部分はどうしてもバランスが崩れてしまいます・・・。
どうしていいか分からなかったので、試しにキャラクターとしてのバランスを見るためのラフを描いてみることにしました。
針金人間は非表示、素体は色を薄くして、上から新しいレイヤーに下書きを描いていきます。
全体を見ながら、1枚のレイヤーでザックリ描きました。線も雑な感じです。
男性キャラクターのときはズボンで隠れていましたが、スカートなので脚が出ています。
素体の脚が太すぎたので、少し細く修正が必要でした・・・。素体の段階で上手く描けるように練習が必要ですね。
「sensei by pixiv」の動画で見た筋肉の付き方を意識しながら描く練習ができたのは良かったです!難しい!
また、女性キャラクターは目が大きいことが多いですが、お茶子ちゃんは黒目が小さいですね。
目自体はぱっちりなので、バランスをとるのが難しかったです。
下書きをする
次は「下書き」をしていきます。
素体を非表示、ラフを薄くしてから、新しいレイヤーに描いていきます。
下書きからは複数のレイヤーに分けて描いています。分けておけば、消しゴムで上手く書けなかったパーツだけ消すことができます。
ラフのときより細かく、線を丁寧に描くようにしました。また、若干頭がつぶれているような気がしたので、少し髪を膨らませ、目の位置を上に修正しました。
ラフと下書きを分けるのは二度手間かと思いましたが、ラフがあることで下書きの時間はかなり短くなりました。それに、ラフは細かい部分は気にせずザックリだったので、思ったより時間がかかりません。
時間的にはいきなり下書きとあまり変わらなかったので、私には合っているかもしれません。
いろいろ試して、描きやすい方法を見つけていきたいと思います!
ペン書きをする
次は「ペン書き」です。ペンの種類は「Gペン」を使用しました。
ラフは非表示にし、下書きの色を薄くして新しいレイヤーにペン書きしていきます。
ペン書きも複数のレイヤーに分けて行っています。
下書きが丁寧だったので、拡大してなぞるだけです。ペンも消しゴムをかけられるので、勢いよく線を引けるのがデジタルの良いところですね。
下書きを非表示にするとこんな感じです。
下書きの段階から線は丁寧だったので、非表示前とほとんど同じです。
・・・ちょっと頭が大きかったですかね?描いているときには気が付きませんでした・・・。
色塗りをする
「バケツツール」で一気にベタ塗りしていきます。
色を塗ると一気にそれっぽく見えるようになります。・・・多分。
ひとまず模写完了です!
スポンサーリンク模写の反省
模写をしてみて気付いたことは、忘れないうちにメモしておきます。
- ラフの後に下書きは割といいかも
- 肩でも表情が表れる
- 体のラインが出る服装だと筋肉知識は大事
- 黒目が小さいとバランスが難しい
1つずつ見ていきます。
ラフの後に下書きは割といいかも
ラフをざっくり描くことで、下書きがスムーズだった気がします。
キャラクターのアタリというような感じでしょうか・・・?
いきなり丁寧に描くとバランスが崩れて修正に時間がかかっていたので、ラフは今後も試していこうと思いました。
肩でも表情が表れる
肩というのは今まであまり意識していませんでした。肩幅ってどのくらいかな?程度です。
しかし、今回のポーズを描いてみて、肩は意外と個性や表情が出るということに気が付きました。
腕を動かそうとすると、肩も結構動くのですね。毎日腕を動かしているのに肩が動いていることに気が付いていないとは・・・。当たり前すぎて見逃さないように気を付けようと思います。
体のラインが出る服装だと筋肉知識は大事
これまでは紙の外だったり、ぶかっとしたズボンを履いていたりしていたので、実は脚をちゃんと描いたのは初めてでした。
「sensei by pixiv」の動画で、体を構成する筋肉の形や位置を見てはいたのですが、今回脚を描いてみて、筋肉ってイラストにもついているんだということを実感することができました。
筋肉をイメージで適当に描くと、脚の形や腕の形は違和感だらけになってしまいます。そうならないためにも知識は大切だと感じました。
ただ、知識だけでは上手く描けないので、筋肉を意識して描く練習を続けていきたいです!
黒目が小さいとバランスが難しい
お茶子ちゃんは黒目が小さめのぱっちりした目のキャラクターです。
黒目の位置が少しずれると、どこを見ているのか分からない顔になってしまいました。
両目でしっかりバランスを取りながら描かないとダメなので、とても難しかったです。
今回のまとめ
僕のヒーローアカデミアの麗日お茶子の模写に挑戦しました。
脚のラインだったり、小さい黒目だったりと、難しいところは多かったですが楽しく描くことができました。
男性キャラクターと女性キャラクターでは体のラインが全く違います。まだまだ意識して描き分けられる気配がありませんが、練習を続けて頑張りたいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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