手は顔の次くらいに感情を表すパーツな気がします。
基礎練習だけだと飽きてしまうので、人物を描くための練習も並行していきます。
今までの人物練習は、細かいパーツをすべて省略したピクトグラムを使用していました。
細かいパーツは難しいので、大まかに人物をとらえようと思ったからです。
しかし、難しいことを避けてばかりでは上達はしません!
挑戦が大事なのです!
ということで人物の重要なパーツ、「手」を描いてみようと思います。
考えて描くことが大切なので、今回は「手」について考えてみることにします。
手のイメージと特徴
「手」は描くのが難しいイメージがあります。
なぜなら、関節がたくさんあるからです。
手首だけなら良いのですが、手には曲者がいます。
そう、「指」です!
関節がたくさんあるのが5本もついています。
「付け根」「真ん中」「先っぽ」、指1本につき3つも関節が・・・ん!?
親指だけ違う・・・!
手の指の関節を数えたのですが、衝撃の事実が判明しました。
親指だけ関節が少ないのです!
親指には「付け根」と「真ん中」、2つしか関節がありません。
それ以外は3つずつ関節があります。
今まで生きてきて全然気が付かなかった・・・。
普段から考えてものを見るようにしておかないとダメですね。
手と指の可動域
思ったより1つ関節が少なかったですが、多いことには変わりません。
部分部分でざっくり特徴を見てみます。
- 手首
- 前後に90度ずつ曲がります。
- 横方向にはあまり曲がりません。
- 指の付け根
- 親指だけ手のひらまで、ほかの4本は90度くらい曲がります。
- 親指以外は、外から力を加えれば手の甲側にも少し曲がります。
- 指の途中
- どれも90度ずつカクッと曲がります。
- 逆方向には曲がりません。
それぞれ特徴がありますね。
全部の特徴を把握して描かないと、ありえない形の手を描いてしまうことになります。
ちゃんとした手を描くためにも、関節ごとの特徴をしっかり把握しようと思います。
手は物を持つ
曲がる部分が多いだけでも描くのが大変ですが、手にはもう一つ大きな特徴があります。
それは、「物を持つ」ことです。
鉛筆も手で持ちます!
何かするときは物を扱うことが多く、大概は「手」で扱います。
「絵を描く」「物を食べる」「ブログを書く」「スポーツをする」
物とセットになっていることが多いのも「手」の大きな特徴だと思います。
今回のまとめ
描いてみる前に「手」について考えてみました。
- 関節が多く、曲がり方は関節ごとに違う
- 物とセットになっていることが多い
特徴を考えると、描くのはとっても難しそうです。
これだけ複雑だからこそ、人間の手はこんなにも高性能なのですね。
人物を描こうと思ったときに避けては通れないものなので、描けるように頑張ります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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