「投稿」を使用した記事とは違うページを作成できます。
WordPressで「固定ページ」というものを作成できます。
基本なのかもしれませんが、あまりよく分かっていませんでした。
トップページを作成するにあたり使用したので、使い方を記録しておきます。
「投稿」と「固定ページ」の違い
そもその「固定ページ」とは何なのかから考えてみます。
どのように使い分けるのか
先に結論を書きます。
- 「投稿」はブログなどの増えていく記事用
- 「固定ページ」はサイト説明など1つでよいページ用
会社のホームページを考えると具体的で分かりやすいと思います。
社員ブログがあれば、それは「投稿」を利用して書かれています。
社員が交代で週1回くらい記事を書いたりしている会社がありますよね。
新しい記事がどんどん増えていくのが「投稿」の特徴です。
会社概要は「固定ページ」で書かれています。
会社概要のページが増えていくホームページは見たことがないですよね。
1つページを作成し、変化に合わせて更新していくのが「固定ページ」です。
このように、作成するページの特徴に合わせてどちらを使用するか選びます。
固定ページの特徴
固定ページには、投稿と違う大きな特徴があります。
それは「完全に独立したページが作成される」という点です。
投稿で記事を作成した場合は、公開した段階で記事一覧に追加されます。
しかし、固定ページは独立しているため、どこにも表示されません。
公開しただけでは、自分のサイトからもたどり着くことが出来ないということです。
せっかく作ったのに・・・
リンクを作成したり、フロントページに設定したり、あとひと手間が必要になります。
不器用ド貧乏日記の固定ページ
この「不器用ド貧乏日記」は、現在3つの固定ページを使用しています。
- フロントページ(トップページ)
- 記事一覧ページ
- プライバシーポリシー
フロントページはサイトの玄関にあたる部分です。
玄関が複数あると、入り口が分からず困りますね。
なので固定ページで作成しています。
記事一覧ページは次々にページが増えているように見えるかもしれません。
しかし、これも固定ページです。
「増えた記事一覧を表示するページ」が記事一覧ページです。
そう考えると、1つあれば十分なページなので固定ページで良さそうですよね。
逆にあちこちに新しい記事が増えると、どこに増えたか分からなくなってしまいます。
プライバシーポリシーは、サイトの作成方針や注意事項が書かれています。
これも1つで十分です。
これらのように、複数あると困るものは固定ページで作成します。
固定ページの作成
基本的に「投稿」と同じ方法で作成することが出来ます。
関連:【WordPress】「投稿」を使用し記事を書く【超初心者】
というか、パッと画面を見た感じだと「投稿」との違いがよく分かりません。
左のメニューで「固定ページ」を選んでいるくらいですね。
しかし、よーく見ると微妙に違います。
違う部分だけ確認していきます。
カテゴリーがない
固定ページにはカテゴリーがありません。
どのカテゴリーにも属さない独立したページを作るのが固定ページです。
ジャンル分けできるようなページではないですものね。
ということで、投稿と違いカテゴリーを選ぶメニューがありません。
タグがない
固定ページにはタグがありません。
独立したページを作るのが固定ページだからですね。
カテゴリーがないのと同じ理由です。
属性がある
固定ページの属性というものを設定できます。
固定ページ同士の階層設定、デザインのテンプレートなどを設定できます。
何も変えたことない・・・!
なので、あまりよく分かっていません。
今のところ変えなくて困ったことはないので、必要がなければ変えなくて良いと思います。
以上3か所が「投稿」の作成と違うところです。
他は投稿と全く同じ操作方法でOKです。
今回のまとめ
今回は「固定ページ」について考えました。
投稿とほぼ同じ操作で作成ができますが、特徴が違うため使い分けが必要ですね。
- 1つだけでよいページを作成する
- 会社概要、フロントページなど
- 他のページから独立している
- 公開後に自分のサイトとつなげる必要がある
- 操作は「投稿」とほぼ一緒
使い方は難しくありませんが、使いどころが難しそうですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
関連:知識ゼロからホームページ作成・公開するまでの手順と公開後の作業まとめ<画像付き>