Googleからのせっかくの提案には素直に従います。
アドセンスの管理画面には、たまに最適化提案が出ることがあります。
今回は「成果の高い広告を重視」という最適化案が出てきました。
せっかく提案していただいているので、試すしかありませんね。
ということで、今回は広告掲載率の変更方法と、そのテスト結果をまとめました。
成果の高い広告を重視するため広告掲載率を下げる
Googleアドセンスからの提案は「成果の高い広告を重視するため広告掲載率の設定を行う」です。
広告掲載率と成果の高い広告との関係性がいまいちわかりませんね・・・。
色々調べたので内容をまとめておきます。
成果の高い広告とは?
Googleアドセンスの広告は、クリックで報酬が発生します。
管理画面ではいつでも本日の成果が確認できますよね。
確認できる項目には、表示回数やクリック数に加えて「CPC」というものがあります。
CPCとは、クリック単価のことです。
クリック単価はその名の通り、1回のクリックで発生した報酬額のことをいいます。
同じクリック数でも成果報酬金額が異なるのは、このCPCが違うからです。
成果の高い広告というのは、CPCが高い広告のことです。
つまり、成果の高い広告なら少ないクリック数で大きな収益が見込めるということです。
広告掲載率とは?
広告掲載率とは、広告がサイトに掲載される割合のことです。
・・・そのまんまですね。
例えば、広告を挿入していた位置にすべて広告が表示される状態が広告掲載率100%です。
広告掲載率を70%にすると、広告を挿入していても表示されないことがある、ということです。
初期設定は100%なので、下げることは出来ても上げることは出来ません。
・・・メリットは?
しかし、最適化案として出ているので意味はあるはずです。
広告掲載率とCPC(クリック単価)
成果の高い広告を重視するために広告掲載率を下げるというのは、どういうことでしょうか?
それにはCPC(クリック単価)が関わってきます。
せっかくクリックされても1円の成果だったりすることがありますよね。
ひどい時は0円のこともあります。
これは、CPCが低い広告がクリックされたときに起こります。
広告掲載率を下げると、CPCが低いものから表示されなくなります。
つまり、クリックをされた際に成果が発生する広告だけが表示されるようになるということです。
それにより成果を高めるというのが、今回のGoogleからの提案だったわけです。
ということで、早速試してみました。
スポンサーリンク広告掲載率を変更する方法
Googleからの最適化案が出ていれば、そちらから変更ができます。
「最適化案を表示」をクリックします。
次に「広告掲載率にアクセス」をクリックします。
最適化案が出ていない場合は、メニュー「広告」の「広告掲載率」から変更できます。
広告掲載率を変更するスライドバーがあるので、左右に動かして変更してみます。
収益に占める割合の推定率が100%のままになる掲載率を目安にしましょう。
このサイトで設定をした際は、86%がギリギリでした。
掲載率を85%にすると、推定値が99%になってしまいました。
ということで、掲載率を86%にしてテストを実施してみました。
スポンサーリンク掲載率を下げたテスト結果
さて、気になるテスト結果はというと・・・
あまり変わりませんでした。
微妙に100%のときの方が良かったので、100%のままのパターンが採用されました。
Googleからの提案が上手くいくかは、テストをしてみなければ分かりません。
サイトごとに、表示される広告が違うからですね。
ということで、このサイトは掲載率100%のままでやっていくことにしました。
今回のまとめ
Googleからの提案に従って、アドセンスの広告掲載率を下げてみました。
結果はあまり変わらず元の設定が適用されました。
サイトごとに広告の傾向に違いがあるので、テストしてみないと分からないということです。
Googleからの最適化の提案が出たら、とりあえず試してみるようにしましょう。
思わぬ成果が得られる可能性もあります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。