お手軽に新しいサイトを作ったり、新しいテーマを試してみたりできます。
WordPressにはいろんなテーマがあるので、使ってみたいものも多いです。
これまでは、テーマを試してみるときには「Instant WordPress」を使っていました。
関連:「Instant WordPress」を導入し練習環境を作る
ローカル環境で無料で動かせるので便利なのですが、微妙に動作が遅いんですよね・・・。
実際のWordPressでテーマを試すためにはドメインが必要なので、どうしようか調べてみたところ、サブドメインでサイトが作れるようだったので、実際に作ってみました。
こんな感じで、簡単に手軽に新しいサイトを作ることができました。
今回は、エックスサーバーを利用したサブドメインの取得とWordPressのインストール方法を紹介します。
そもそもサブドメインって?
ホームページを作るためにはレンタルサーバーと独自ドメインが必要です。
ドメインというのはこのサイトで言うと「bukidobi.com」で、サイトの住所みたいなものです。
もちろん無料でもサイトは作れます。しかし、無料ブログで作ったサイトの所有権は、自分ではなくアメーバブログなどの無料ブログサイトのものになってしまいます。
長く続けて自分の財産にするつもりなら、レンタルサーバーと独自ドメインは必須です。
ちなみにこのサイトはエックスサーバー
初めて作ったサイトですが、エックスサーバーは本当に使いやすくて助かっています。
関連:エックスサーバー(Xserver)の申し込み方法とキャンペーンドメインの取得
関連:【エックスサーバー】初心者がXserverを選ぶべき10個の理由
独自ドメインは、年間1,000円前後の維持費がかかるので、たくさんのサイトを作ったり、新しいWordPressのテーマを試すサイトを用意したりするのが手軽には出来ません。
まあ、年間1,000円くらいケチケチしないという方はいいですが、私は貧乏性なので少しでもお金がかからない方法を考えたい派です。
そこで登場するのが「サブドメイン」です。
先ほどのテストサイトを見てみると、ドメイン名は「test.bukidobi.com」になっていると思います。
このように、持っている独自ドメインをもとに、新たに作ったドメインがサブドメインです。
ドメインの子供のようなものですね。
サブドメインは追加料金がかからないので、手軽に新しいサイトを作ることができます。
サブドメインの作成方法
このサイトは「エックスサーバー
エックスサーバーでは、簡単にサブドメインを作ることができます。
まずは、エックスサーバーの管理画面にログインし、サーバーパネルを表示します。
ログインをしたら、ドメインの項目から「サブドメイン設定」をクリックします。
次に、ドメインの「選択する」をクリックします。
ここで選んだドメインをもとにして、サブドメインが作られます。
この場合は「○○.bukidobi.com」の形になるということですね。
次は、タブを「サブドメイン設定の追加」タブに切り替えます。
すると以下の入力画面が表示されます。
「サブドメイン」の項目には、作りたいドメイン名を入力します。
「コメント」の項目は、空白のままでも問題ありませんし、たくさん作るようでしたらサイト内容が分かるように一言入力しておいてもいいかもしれません。
SSLは設定しておいた方が良いので「無料独自SSLを利用する」にはチェックを入れておきましょう。
関連:サイトをSSL化し安全性の高いサイトにする(失敗談もあり)【エックスサーバー】
入力が終わったら「サブドメイン設定の追加(確認)」ボタンをクリックします。
入力した内容が再度表示されるので、間違いがないか確認をし「サブドメイン設定の追加(確定)」をクリックします。
これでサブドメインの作成が完了です!お疲れさまでした!
あとはWordPressをインストールすれば新しいサイトが作れます。
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サブドメインにWordPressをインストールする方法
次は、先ほど作成したサブドメインに、WordPressをインストールしていきます。
WordPressのインストールも、エックスサーバーなら自動インストール機能が付いているので、とても簡単にできます。
まずは、サーバーパネルのホームページメニューから「自動インストール」をクリックします。
先ほどサブドメインを作成したドメインの「選択する」をクリックします。
タブを「プログラムのインストール」タブに切り替えます。
WordPress日本語版の「インストール設定」ボタンをクリックします。
以下の入力画面になるので、必要な情報を入力していきます。
- インストールURL
- プルダウンメニューから作成したサブドメインを選択します
- ブログ名
- 作りたいサイトの名前を入力します
- 作成後に変えることも可能なので仮のものでも問題ありません
- ユーザー名
- WordPressのダッシュボードにログインする際に利用します
- パスワード
- WordPressのダッシュボードにログインする際に利用します
- メールアドレス
- フリーメールでも独自ドメインでも登録できます
- 関連:【エックスサーバー】メールアドレスを作成する方法
- WordPressの更新などサイト所有者へのお知らせが届くアドレスになります
- データベース
- 「自動でデータベースを生成する」のままで問題ありません
入力が終わったら「インストール(確認)」ボタンをクリックします。
すると確認画面が表示されるので、入力内容に間違いがないことを確認してから「インストール(確定)」ボタンをクリックします。
以上でサブドメインへのWordPressインストール作業が終了です!お疲れさまでした!
サーバーパネルのホームページメニューの「自動インストール」からドメインを選択すると、サブドメインの「ダッシュボードへ」のリンクが増えているので、ログインができます。
今回のまとめ
今回は、エックスサーバーを利用している場合のサブドメインの作成方法とWordPressのインストール方法を紹介しました。
サブドメインを使えば、追加料金なして手軽に新しいサイトを作成できるのが良いですね。
ただし、本気で新しいサイトを作る場合は、やはり新しい独自ドメインを取得した方が良いです。
あくまで元のドメインの「サブ」なので、ドメインパワーは独自ドメインより弱くなってしまいます。
似たようなテーマで記事を書いた時には、元にしたサイトより上位に表示はされにくくなってしまいます。
新しいテーマを試すサイト、実際に記事を投稿する前のテストサイトなど、独自ドメインを取得するほどではないような作業を行うときや、簡単なサイトを複数作って実験してみるときなどにはサブドメインが良さそうです。
せっかく使えるので、上手く活用していきたいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。