不器用が作曲シリーズ第9弾です。
なかなかテーマ通りだと思える曲を作るのは難しいです。
得意な曲調があればいいのですが、まだまだ自分がどんな曲に向いているのかも分からないので、いろんな曲調に挑戦していきたいと思います。
今回のテーマは第8弾のゆるやかな曲とはガラッと変えたこちらです。
今回のテーマ:陽気な曲
第1弾の楽しげな曲は短調になって失敗、第7弾の元気な曲ではメロディーが立たず失敗。
明るい感じの曲はこれまであまり上手くいっていないので、リベンジです!
今回こそはテーマに沿った曲になるよう頑張ります!
いざ、作曲です!
出来上がった曲
リベンジに燃えて作った曲がこちらです。
意外といい感じなのでは・・・?
明るい系の曲でこれまでになく上手くいっているような気がします。
今回、陽気な曲になるように意識したことは以下の3点です。
- ベースを楽しくする
- メロディーラインが立つようにする
- コード(伴奏)で弾むようなリズムを刻む
1つずつ確認します。
ベースを楽しくする
明るい雰囲気の曲を作るときには毎回言っている気がします。
ベースは目立った楽器ではないのですが、曲を支える役割があります。
リズムや雰囲気を作るのに欠かせない楽器なので、意識して楽しくしてみました。
結果、今回はもしかするとメロディーより動いているかもしれません。
縁の下の力持ち!
メロディーラインが立つようにする
第8弾のゆるやかな曲では、メロディーラインがあやふやになってしまいました。
テーマは全く違いますが、どんな曲でもメロディーが一番目立ち、曲の雰囲気を左右することには変わりありません。
歌とかも歌声が一番目立つ!
今回こそはメロディーを立たせられるように意識しました。
そのために、副旋律を控えめにし、楽器は伴奏やベースとは全く異なる電子音を使用しました。
コード(伴奏)で弾むようなリズムを刻む
音楽の3つ要素といえば「メロディー」「ハーモニー」そして「リズム」です。
「リズム」はパーカッションやベースが刻んでいくのが普通だと思います。
今回の曲は、ベースを思いっきり自由に動かしたかったので、リズムが一定ではなくなる箇所が結構出てきそうでした。
なので、今回は「リズム」を伴奏のピアノで刻んでみることにしました。
以上3つを意識して作曲しました。
なんとなくそれらしくなった理由
今回は、自分なりにそれらしくなったと思っています!(自画自賛)
どのあたりでそれらしく聴こえるようにできたのか考えてみることにします。
- メロディーがそれなりにしっかりした
- 音の足し算がそれなりに上手くいった
順番に確認してみます。
メロディーがそれなりにしっかりした
今回は、メロディーが立つように意識しましたが、それが以前より出来ている気がします。
歌はメロディーが立っている曲の代表格なので、「歌えるようなメロディー」を意識したのが良かったのかもしれません。
楽器でメロディーを奏でるときでも、しっかりと立たせたいときは「歌うように」というのを意識してみると上手くいくのかもしれませんね。
楽器も歌う!
もちろん楽器によって得意な音域が違うため、一概には言えないかもしれません。
それでも、今後も試してみる価値はありそうです。
音の足し算がそれなりに上手くいった
ベースを弾ませたり、伴奏でリズムを刻んだりと、メロディー以外の音も頑張りました。
しかし、これらの方が目立ってしまうと本末転倒です。
そこで、楽器の左右への振り分け(パン振り)や、ボリュームのバランスなどに注意しました。
よく聴いて微調整・・・
ベースや副旋律を楽しく動かしたいので、そこを抑えることはしなかったのですが、パン振りとボリューム調整で、割とメロディーが立って聴こえるようになりました。
ちょっと今回はベースを動かしすぎた感がありましたが、その辺のバランスもとれるようになれば、さらに良い曲が作れるようになるような気がします!
以上2点が良かった点かなと思っています。
今回のまとめ
陽気な曲を目指して作曲しました。
これまで作った明るい系の曲の中では、一番うまくいったかなと思っています。
- メロディーラインは楽器を歌わせる
- 楽器同士のバランスをとる
もしかすると基本的なことかもしれませんが、改めて気が付くことが出来て良かったです。
上手くいっても、まだまだ「偶然」が大きいような気がします。
もっとたくさん経験を積み、自分らしい曲を作れるようになりたいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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