不器用が作曲シリーズ第2弾です。
初作曲では「楽しげな曲」をテーマに作りました。
その結果、なぜか短調の曲が出来上がるという不器用ミラクルが起こりました。
関連:【音楽】不器用が作曲に挑戦①<テーマ:楽しげな曲>【超初心者】
長調・短調というものがあるというのを知れたので、結果オーライですね。
第2弾の今回も、第1弾と同じくまずはテーマを決めてから作曲に取り掛かりました。
今回のテーマ:儚げな曲
美しいメロディーの曲を作ってみたかったので、このテーマにしました。
今回はテーマに沿った曲ができるでしょうか?
いざ、作曲です!
出来上がった曲
出来上がった曲はこちらです!
儚げ・・・ですか?
なんか気持ち悪い感じでモヤモヤします。
なぜしっくりこないのか、理由を考えてみます。
儚げな曲にするために意識したこと
儚げな曲にするために意識したのは、以下の3つです。
- テンポはゆっくり
- 楽器はキラキラした音でパーカッションは静かに
- だんだん盛り上げ、最後は静かに終わる
順番に見てみます。
①テンポはゆっくり
アップテンポだと儚げにならない気がする、という単純な理由です。
同じメロディーを聞き比べてみます。
かえるのうた(BPM150)
かえるのうた(BPM90)
テンポ以外は変えていませんが、かなり印象が違いますね。
ということで、ゆっくりの方が儚げになりそうという理由でゆっくりにしました。
②楽器はキラキラした音でパーカッションは静かに
「儚げ」というキーワードから浮かんだイメージはこんなのです。
これを音にすると「キラキラ」だと思ったので、それを基準に楽器を選びました。
そして、パーカッションはかなり抑えました。
パーカッションが目立つと激しい感じになると思ったからです。
パーカッション以外変えていない2つで聴き比べてみます。
かえるのうた(パーカッション静か)
かえるのうた(パーカッション激しい)
儚げな曲ではパーカッションが落ち着いていた方が良いですね。
③だんだん盛り上げ、最後は静かに終わる
儚いもの、「ろうそくの火」のイメージから決めました。
ろうそくの火は消える直前に一番明るく燃えます。
「灯滅せんとして光を増す」という諺もあります。
ともしびが消える直前、ぱっと明るく輝くこと。
ものが滅びる直前に一時的に盛んになることのたとえ。
なので、終盤にかけて大きく盛り上げてから消えていくと儚さが出るかと思いました。
この3つを意識して曲を作りました。
しっくりこない理由
落ち着いてから聴いてみると、2つのことが気になりました。
- なぜか変拍子
- 急に三連符
おそらくこの2つがしっくりこない原因ですね。
①なぜか変拍子
音楽知識のない私は論理で曲を作ることが出来ません。
メロディーを鼻歌などで作り、楽器を足していくという方法で作曲しています。
この曲は基本「4拍子」ですが、なぜか途中で「3拍子」が混じっています。
リズム感がないから・・・
普通は思いつきなら拍子は統一されそうなものなんですけどね・・・。
なぜか違う拍子が混ざってしまうあたり、私の不器用さはなかなかすごいですね。
②急に三連符
これは初作曲に引っ張られました。
第1弾では三連符のリズムの曲を作りました。
それが頭に残っており、混ざってしまったのでしょうね。
考えて作らないから・・・
頑張ればきっと曲の引き出しも増えますよね!(願望)
この2つがなんだか気持ち悪く聞こえてしまう原因だと思われます。
今回のまとめ
最初に決めたテーマ通りに曲を作るのは難しいです。
しかし、作るたびに自分に足りない知識が見えてくるのでいいですね。
- 拍子を考えて曲を作る
- 前回の曲に引っ張られないようにする
これが今回の課題なので、次は意識して曲を作ります。
しかし、どんなに変でもやっぱり自分で作った曲には愛着がわきますね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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