初めて作曲する前に、練習をしていました。
ついに不器用が作曲シリーズが10曲を超えました。
第1弾のときは全く知識がありませんでしたが、それでも一応「曲」にはなっています。
実はいきなり作曲に取り組んだのではなく、ソフトの使い方を知ることも兼ねて練習をしてから作曲を始めました。
今回は、初作曲の前にしたことを紹介します。
好きな作曲家を見つける
まず私が行ったのは、好きな作曲家を見つけることです。
こんな曲を作りたいな~
作曲を始めようと思ったときは、なんとなくこんなことを思っているはずです。
少なくとも私は思っていました。
なので、まずは気に入っている曲の作曲家が誰なのかを調べてみました。
調べていると、何度か同じ名前が出てくることがあります。
そこで初めて、無意識に好きだった作曲家がいたことに気が付きました。
これまで作曲家は気にせずに生きてきましたが、気付かないうちに好きな作曲家がいたことに驚きました。
これから作曲をしてみたい方は、「作曲家」を気にしてみると、好きな見つかるかもしれません。そうすれば、今度は作曲家で曲を探してみることもできるようになります。
個人的に好きな作曲家
ちなみに、私が好きな作曲家はこんな感じでした。
森彰彦さん
スーパーファミコンや任天堂64の頃のゲーム音楽作曲家です。
代表作は「ミスティックアーク」「ワンダープロジェクトJ」「ごきんじょ冒険隊」等です。
変拍子や転調を多用しますが、それでも違和感がない絶妙なバランスの曲を作られます。
フリーソフトで作曲すると音がスーパーファミコンくらいの頃の音源になります。
なので、その頃でBGMが良かったことを覚えているゲームからたどり着きました。
上記の3作品は今も家にあり、BGMが強烈に印象に残っていたので、同じ作曲家だと知ってとても驚きました。
作曲を始めるうえで一番参考にさせていただいたのも、森彰彦さんの曲です。
出ているサントラCDはもれなくプレミアがついています。ずいぶん前に亡くなっており、もう新しい曲を聴くことができないからですかね・・・。
一度だけ中古CD屋さんでミスティックアークのCDを見たことがありますが、その時は8,000円で売られていました。中古なのに高いと思い購入しませんでしたが、改めて今の値段を見てみると、買っておけばよかったと後悔しています・・・。
栗原正己さん
「栗コーダーカルテット」の方です。
NHKのピタゴラスイッチの曲が有名ですね。
リコーダーをメインに使ったかわいらしい曲が多いイメージです。
この方は作曲だけでなく編曲が面白いです。スターウォーズのダースベイダーのテーマ曲をものすごい脱力系に仕上げたりしています。
可愛い曲を作りたいときに聴いてみると良いと思います。
岡崎律子さん
メロキュアというグループの1人で、自分で歌う以外に様々な方へ楽曲提供をしています。
心に沁みこんでくるような美しいメロディーラインとハーモニーが素敵です。
亡くなってからずいぶん経ちますが、定期的に岡崎律子さん作曲の曲をまとめたCDがリリースされているので、愛され続けているのが伝わってきます。
とにかくメロディーとハーモニーの美しさが特徴的なので、綺麗で透き通った曲を作りたいときに聴いてみるのが良いと思います。
3名だけ紹介してみました。
好きな作曲家を見つけることができたら、次に進みます。
耳コピをする
好きな作曲家を見つけたら、曲を「耳コピ」してみます。
「耳コピ」とは、耳で聴いてコピーすることです。
私は森彰彦さんの曲を耳コピして練習しました。
「楽器」「和音」「動き」「ハーモニー」「リズム」など、ただ聴いているだけでは気が付かないような細かいところまで意識して聴くことができます。
また、耳コピをするとピアノロールで見ることができるので、形でも確認することができます。
問題点としては、普通に難しいです。
全然分からない・・・
やってみると分かりますが、和音とかベースとか、聴くのが下手なのか聴きとるのがものすごく難しいです。
聴き取れないということは違っていても影響がないのかと思いきや、いざ再生してみると違和感がすごいです。
初めて耳コピしたときはとんでもなく時間がかかったうえ、あっているのかもよく分からないという感じでしたが、とても勉強になりました。
作曲前に、耳コピで曲の形を知ることは練習としてとてもよかったと思っています。
しかし、調やコードの知識は多少あった方がスムーズに耳コピできます。
今回のまとめ
今回は、私が作曲を始める前にやったことを紹介しました。
- 好きな作曲家を見つける
- 好きな曲を耳コピする
これで、なんとなく曲がどうやってできているかのイメージがもてます。
知識はあった方が良いですが、知識だけでなく実際の曲の構成を勉強することも大事です。
作曲第1弾からなんとなく曲になっていたのは、耳コピのおかげです。
今後、私が耳コピしたものを動画にして、最初はこんな感じだったというのを記事にしていきたいと思います。
結構違っているところがあると思いますが、それも含めて不器用の練習記録なので、大目に見てください・・・。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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