【Windows10】「フォト」の調整を使用して画像の明るさや色などを修正する【画像付き】

 

スキャンでは見えにくい薄い線も、クッキリ見えるように修正できます。

 

Windows10には「フォト」というソフトが標準で入っています。

それを使用して、画像に描きこみをすることが出来ます。

関連:【Windows10】「フォト」を使用して画像を編集する

 

その他にもできることがあります。

今回はフォトの調整機能でできることを記録していきます。


調整を利用する

薄い線のものをスキャンすると、ほとんど線が見えなくなることがあります。

関連:【パソコン】スキャナーを使って手描きのイラスト等をパソコンに取り込む【超初心者】

全身のアタリを取った際のスキャン画像がこちらです。

薄くて見えづらいですね。

これを修正するとこうなります。

ずいぶん線がクッキリしました!

 

調整機能で変更できるもの

調整機能では以下のものを変更することが出来ます。

 

  • ライト
    • 明るさを変更できます
    • コントラスト、露出、ハイライト、影を個別に調整することもできます
    • 彩度を変更できます
    • 濃淡、暖かさを個別に調整することもできます
  • 明瞭度
    • ぼかし具合を変更できます
  • ふちどり
    • 画像の周囲の明るさを変更できます
  • 赤目
    • 赤目の修正ができます
  • スポット修正
    • クリック個所をにじませることができます

 

意外と細かく調整することが出来ますね。

ちなみに先ほどのアタリは「ライト」のみしか変更していませんが、ずいぶん変わりました。


画像を調整する

調整を使用する手順は簡単です。

まず、調整したい画像をフォトで開き「編集」をクリックします。

 

右側にメニューが表れるので、「調整」をクリックします。

 

あとはバーを動かしたりして変更していくだけです。

 

以下の画像で、実際に調整機能を使用してみます。

彩度の変更もあるため、色付きの画像にしました。

 

「ライト」を調整する

「ライト」では、明るさを変更することが出来ます。

右が明るくしたもの、左が暗くしたものです。

ライトは、メニューの文字をクリックすることで細かい編集も可能です。

 

「色」を調整する

「色」では、画像の彩度を変更することが出来ます。

右が鮮やかにしたもの、左が色をなくしたものです。

ライトと同じく、色もメニューの文字をクリックすることで詳細設定が可能です。

 

「明瞭度」を調整する

「明瞭度」では、画像の輪郭線のぼかし具合を変更できます。

シャープネス・ソフトネスの設定ですね。

右がクッキリさせたもの、左がぼかしたものです。

 

「ふちどり」を調整する

「ふちどり」では、画像の四隅を白くしたり黒くしたりできます。

右が白くしたもの、左が黒くしたものです。

これは背景がある写真などで試した方が分かりやすいので風景写真でも比較します。

白いとふわふわした夢のような感じ、黒いとどんよりした重い感じになりますね。

 

「赤目」を修正する

「赤目」は写真を撮った際にフラッシュで赤目になった箇所を修正できます。

赤い部分をクリックすると、そこが黒くなりました。

 

「スポット修正」を利用する

「スポット修正」では、クリックした箇所をにじませることが出来ます。

微調整が難しいですが、何度もクリックすることで旗を消すことが出来ました。

にじみの現れ方が不規則なので、根気が必要です。


以上が基本の調整です。

これらを複数組み合わせたりすることで、さらに雰囲気を変えることもできますね。


今回のまとめ

Windows10に標準で入っている「フォト」の調整機能を使用してみました。

スキャンした画像の線が薄く、スキャナーの設定を探したりと苦労したのですが、スキャン後に簡単に修正できることが分かり衝撃でした。

特別なソフトなしで簡単に画像編集ができるのはありがたいですね。

同じ画像でもかなり印象が変わるので、とても面白いです。

今後も活用していきたいと思います。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。